そもそも移動平均線って何よ。

初心者の方だとそう思われるかもしれません。簡単に説明をすると移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。仮に20日移動平均線の場合は20日間の平均値、25日移動平均線だと25日の平均値を取り入れている線です。短期線、中期線が底で上目にクロスをする事をゴールデンクロス、逆に天井圏で短期線が中期線を下目にクロスする事をデッドクロスと言われています。初心者さんへの移動平均線の説明は後に詳しくしたいと思います。お急ぎの方は他のサイトさんでご確認頂けると幸いです。

20日移動平均線ってどう役立つ？

20日移動平均線のEMA・SMAどちらか1本を入れていてもあまり意味がありません。EMAとSMAの2本を利用をする事に意味があります。EMAとSMAのゴールデンクロス、デッドクロスを見れることでトレードがものすごくしやすくなります。4時間足で20日移動平均線のEMAとSMAがゴールデンクロスをし、実体が上目に入っているときはアップトレンドへ転換の兆し、逆の場合はダウントレンドへ転換の兆しと頭のどこかに入れておいても良いのかもしれません。（100％その通りに動く訳ではありません。その点ご注意下さい。）他にも押し目や戻し目のヒントもくれたりします。（押し目、戻し目をご存じない方はハテナが多いかもしれませんが、後に説明したいと思います。）このヒントとグランビルの法則、エリオット波動の波読みを組み合わせた分析を取り入れたところ個人的にはものすごく勝率が上がりました。

20日移動平均線の特徴

チャートは何故か20日移動平均線が大好きです。20日移動平均線から実体が離れる（乖離（かいり）が出る・生まれる）と自然と20日移動平均線に寄ってきます。押し目や戻し目も20日移動平均線が起点になる事が非常に多いです。その為にエントリーポイントにしている人も結構多いと思います。僕個人的にも20日移動平均線に寄ってきたタイミングやタッチをしたタイミングでロングだショートのエントリーをする事が多く、それを意識するようになってから勝率が上がるようになってきました。特徴以外に僕の経験談入れてしまってすみません。

ゴールデンクロスとデッドクロス

これは言葉で説明をするよりチャート図を使って説明をします。

2019年12月～2020年2月頃までのユーロドル4時間足チャートです。クリックで大きくなります。

2020年3月頃から現在までの4時間足チャートです。クリックで大きくなります。

点線はEMA、普通の線はSMAを使用し、ゴールデン・デッドクロスに赤いレ点を入れています。ゴールデンクロスをし、EMAとSMAの平均線より上に実体が乗っている場合はアップトレンドに入るケースが多く、逆にデッドクロスをし実体が下に入っているときはダウントレンドに入っている事が良く分かると思います。押し目、戻し目のヒントをトレンド転向の目線にしてしまうと大変な事になるので、その辺はご自身で正しい判断をして頂けたらと思います。

僕個人としてはこのゴールデンクロスやデッドクロスだけでトレードをしている訳ではありませんが、目線を見る為にはかなり活用をしています。

押し目と戻し目

押し目、戻し目のヒントを説明をしたいと思います。100％ではありませんが、押し目に入る前は20日移動平均線は大きな確立でデッドクロスを掛けダウントレンドを付けます。逆に戻し目になる場合はゴールデンクロスをします。アップトレンドになる確率は50％50％のような気がしますが、大体の確立でゴールデンクロスはしてくれます。これがヒントです。このヒントを逆に捉えてしまうと大変な事になりますが、ヒントをヒントのままに受け入れると結構な勝率に繋がるのではないかと個人的にはそう思います。

20日移動平均線解説Youtube動画紹介

20日移動平均線について解説をしている動画を紹介しています。文字では分かり辛い方はYoutube動画をご覧になってみては如何でしょうか。

FXプチ勉強会『EMAとSMAの使い方』

移動平均線の使い方

グランビルで単純にトレンドを読む